2023.06.02
藤井寺市・船橋の売土地について「青図インスタレーション」が船橋で開催されました。 今回の「家をつくろう」プロジェクトの現場は、藤井寺市船橋町の売土地です。 藤井寺市の北東端の船橋町は、すぐ北側に大和川、東には大和川につながる石川が流れる地域で、昔ながらの住宅街の町並みと、河川敷や山々などの風景など自然に恵まれた緑豊かな魅力的な環境に位置します。
船橋の空き地には、静かな住宅街が広がっている。そこにあるのは、広さ155.38㎡の更地。 北と東に道路が接し、周りには高い建物もない。そのため、日差しがたっぷりと降り注ぎ、自然な明るさが広がる。家を建てるための十分なスペースがあり、こだわりの家を建てられそう。 空白のキャンバスのように、この土地は何かを描くための空間として開かれている。これから想像する暮らしが楽しみだ。
「青図インスタレーション」は、空き地を舞台にそこでの暮らしのイメージを青写真に描くというコンセプトのもと、新しい家の形を想像する機会を提供するイベントです。今回は、イベント当日に空き地を開放し、「ところと」のパートナーが「地縄張り」という作業を行いながら、船橋町での新しい家を想像しました。それぞれ不動産・建築・コミュニティの専門性を持ったパートナーが参加し、ここに家を建てるのはどんな人であるかを想定した上で、一つの青図を作り上げました、
設計図をもとに、実際の地面上に線を引いていく「地縄張り」
「地縄張り」とは、家を建てる際に、建設する区画や間取りの位置を確認する作業のことです。縄を張って位置を明確にすることから「縄張り」とも呼ばれ、建設計画の最初の作業です。この作業を通じて、建物だけでなく、その地に住む想いを込めた家を建てることができます。
この土地に家を建てる人を想像してみます。設定は下記の通り。
ご主人(28歳);市役所勤め
奥さん(26歳);市役所勤め
子供;なし
共通の趣味;サイクリング
ご主人の趣味;料理
奥さんの趣味;インドア、テレビ鑑賞
大和川沿いには整備されたサイクリングコースがあることから、趣味がサイクリングという趣です。また、大和川の橋を超えると隣市の柏原市役所があることから、そこにお勤めという設定です。
大和川の土手は散歩はもちろん、ランニングやサイクリングもできる環境整備万全の場所。
大和川の対岸には隣市の柏原市役所が見えます。徒歩数分圏内です。
この売土地の住み手を想像し、住い方をその場で図面化しました。
「地縄張り」は家作りの最初に行う非常に重要な作業です。図面をもとに実際の位置を示し、「遣り方(やりかた)」と呼ばれる建物を建てる場所の回りにめぐらす板と杭の仮設します。実際の建築では水平器や水糸を使いますが、今回は仮の地縄張りのため、簡易な方法と道具で進めました。
敷地の中での建物の位置の確認するために、道路との距離や隣の敷地との距離なども確かめます。
そして出来上がった今回の青図がこちらです。素敵な建物が想像できているでしょうか?
船橋の空き地を舞台に暮らしのイメージを青写真に描く、それが「青図インスタレーション」です。建築の設計図である「青図」と、展示して見せるイベントの「インスタレーション」を組み合わせ名付けました。 地元のコミュニティや、これから家を建てようと検討している人たちに、建築の魅力や暮らしの想像をしてもらうことを目的としています。 空き地は、何気なく目にする風景の一つかもしれません。しかし、ところとの不動産や建築のスペシャリストたちは、そんな空き地を見て、新しい街の形を想像し、夢を膨らませています。「青図インスタレーション」のイベントでは、ところとが参加者とともに、まちに対する愛着や思い入れを大切にしながら、新たなアイデアを出し合う機会を作ります。
今回の「家をつくろうプロジェクト」の現場は、藤井寺市の北東端にある船橋町の空き地です。 船橋町は、すぐ北側に大和川、東には大和川につながる石川が流れる地域で、橋を渡ればすぐに隣の柏原市になります。周辺には、世界文化遺産に登録された古市古墳群として知られる大型の古墳なども多く、古くから人が暮らす地域です。昔ながらの住宅街の町並みと、河川敷や山々などの風景など自然に恵まれた緑豊かな環境が魅力的です。 また、鉄道アクセスも充実しており、「天王寺」や「難波」へのアクセスもスムーズです。近鉄「道明寺」駅から「柏原」駅まで南北に走る近鉄道明寺線の「柏原南口」駅が大和川を渡った先にあり、JR関西本線「柏原駅」、近鉄大阪線「安堂駅」、南には近鉄南大阪線「土師ノ里駅」があり、色々な路線が利用できます。
【売土地に関するお問い合わせ】
[仲介] 株式会社 西村興産 es.NiShiMURA
TEL 090-5369-8055 担当:西村
まちと人が共に生きる場所をつくる「家をつくろう」プロジェクト
このイベントは、「ところと」が進める「家をつくろう」プロジェクトの一環として開催し。このプロジェクトは、単なる不動産売買ではなく、不動産と人と地域のよい関係性をうむことがまちづくりに必要だと考えています。お客様が自分らしい家をつくるための機会を提供することが目的です。
【ところと パートナー】
■西村 剛(株式会社 西村興産 es.NiShiMURA)
■清水 禎(一級建築士/トレス建築事務所)
■松川 哲也(ワンダーラスト合同会社)