今回で三回目を迎える、「観光案内所ってどうよ?」vol.3は、場所をいつもの道明寺天満宮天寿殿から、土師ノ里の築百六十年の古民家「アサノヤ」に場所を移して行われました。
これまでのワークショップの流れをさらに深め、藤井寺の観光要素を出し合い、大きなマトリクスに分類しました。
マトリクスの縦軸を「学び↔︎レジャー」、横軸を「見る(観る)↔︎体験する」とし、その上にいろいろな観光要素やキーワードが重ねられていきました。
回を重ねるごとに、議論も白熱し、内容もより具体的に深まってきています。
他地域からの集客に目を向ける前に、そもそも藤井寺の観光基盤を整備して、暮らす人々がまず楽しめる環境にならなければ観光の成功はあり得ません。
並べられた個々の観光要素やキーワード同士をどう結びつけるか、そして実際に周るコースとして如何に魅力的な観光のルーティングを構成していくのか。
観光案内所は、聞かれたことに答えるだけではもうその機能を果たしません。
観光の案内とは、地域観光そのもののプランづくりから関わることにより、おのずとそこに立ち現れてくるものだと感じます。
次回は、年明けの1/17(月)15:00〜 アサノヤにて。
これまでの集大成となる第四回目、参加費は無料ですので、藤井寺の観光にご興味のある方は、ふるってご参加ください。